道行く木々に色が映え、自然界は毎年同じリズムで彩られる一方で、私達の生活は近年稀にみる不安感に包まれております。何を隠そう、私自身も細心の注意を払いながら生活を続けるうちの一人です。私達の毎日は、つい数か月前とは大きく異なるものかもしれませんが、日が昇り花が咲き、葉がひらき風に揺れ、雲が流れ雨が落ち、月が満ちるその様は、おそらく私達が知る限り変化のなかったことでしょう。
今年も田端堂の屋上では、人々の焦燥をものともせず、植物たちの緑の侵略が始まりました。変わらぬリズムに安心を覚えながら、今回は社長自ら写真撮影に臨み、「春の訪れ編」を少しばかり、お送りいたします。
まずは、サクランボ。毎年花も実も楽しませてくれるサクランボはそのキュートさも相俟って、私の一番のお気に入りです。3種類の食べくらべが今から待ち遠しい。
そしてイチゴ。
通路を挟み、左右に広がるのは全てイチゴです。奥まで「イチゴ狩りスペース」が続き、その収穫量はジャムが大量に出来上がるほど。これからの成長が一番楽しみです。
他にもきぬさややホウレン草、菜の花を中心とした野菜が数多く植えられ、食卓を彩ります。
春・夏・秋・冬と全く表情が異なる屋上の野菜・果物たちのこれからも、どうぞご期待ください。
(写真:小川 正太郎)
次回は、オープンシャット封筒の特許・実用新案取得にまつわるエピソードをお送りいたします。アイデアが生まれてから特許取得につながるまでの軌跡を、社長との対談形式でご紹介いたします。
お楽しみに!